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2008年12月24日

2008年、世界を襲った大災害や事故



【12月24日 AFP】イタリア政府が市場価格を大きく下回る値段で購入した、イタリア・ルネサンス期を代表する芸術家ミケランジェロ(Michelangelo)作品とされる15世紀のキリスト磔刑像が23日、ローマ(Rome)の国会議事堂で公開された。

 議事堂大広間で行われた除幕式には、ジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)大統領はじめ、サンドロ・ボンディ(Sandro Bondi)文化相、ジャンフランコ・フィーニ(Gianfranco Fini)下院議長らが出席した。

 磔刑像は1495年ごろに制作された高さ41.3センチのシナノキ製。1日、イタリア政府が325万ユーロ(約4億1100万円)で購入した。

 磔刑像の市場価格は、3000万ユーロ(約37億9600万円)とみられるが、磔刑像の海外流出を防ぐために政府は先買権を行使した。

 イタリアANSA通信によると、前所有者だったイタリア北部トリノ(Turin)の古美術商は、磔刑像をフィレンツェの一族から買い取ったという。

 バチカンのAntonio Paolucci 学芸員はANSA通信に対し、ミケランジェロの作品であることを証明する文書はないものの、ミケランジェロ作とみるのは「きわめて妥当」と語っている。

 磔刑像は来年1月23日まで国会議事堂で無料で一般公開され、その後1月20日に米大統領に就任するバラク・オバマ(Barack Obama)氏を祝うため、米ワシントン(Washington D.C.)の国立美術館(National Gallery)で展示される見込み。(c)AFP


■ ミャンマーを大型サイクロン「ナルギス」が襲う(5月2〜3日)

 ミャンマーで5月2日から3日にかけて、大型サイクロン「ナルギス(Nargis)」が猛威を振るい、農地の大半が壊滅状態となった。死者、行方不明者の数は13万8000人に達し、240万人が家を失った。

 ミャンマー軍事政権は、国際人道援助団体スタッフらの被災地入りを拒否し続けたが、同国を訪問した国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長の説得を受け、最終的に海外からの援助要員の受け入れを認めた。


■ 中国・四川大地震発生、死者8万8000人(5月12日)

 中国南西部四川(Sichuan)省でマグニチュード8の大地震が発生、四川大地震と命名された。8万8000人が死亡し、少なくとも37万5000人が負傷したほか、500万人が住居を失い、150万人が避難生活を余儀なくされた。同地震による直接的な経済損失は1240億ドル(約11兆2000億円)に上った。復興には数年を要し、その費用は2450億ドル(約22兆1200億円)に達すると見込まれている。


■ フィリピン沖で大型フェリー「プリンセス・オブ・ザ・スターズ」が沈没 (6月21日)

 フィリピン中部ロンブロン(Romblon)州シブヤン島(Sibuyan Island)沖で、台風6号(フンシェン、Fengshen)による悪天候の中、乗員乗客862人を乗せてマニラ(Manila)からセブ(Cebu)島に向かっていた大型フェリー「プリンセス・オブ・ザ・スターズ(Princess of the Stars)」が、大波を受けて転覆、沈没した。生存者はわずか57人だった。

 沈没の数日後、フェリーが大量の殺虫剤を積載していたことが明らかになり、遺体捜索作業が一時中断された。


■ マドリード・バラハス空港でスパンエア機炎上、死者170人以上(8月20日)

 スペインの首都マドリード(Madrid)のバラハス(Barajas)空港で、スペイン領カナリア諸島(Canary Islands)行きのスパンエア(Spanair)5022便(MD82型機)が、離陸直後に滑走路を外れ炎上。乗員乗客190人中172人が死亡し、過去25年で同国最悪の航空機事故となった。事故調査では、離陸の際にフラップ(揚力装置)が正常に作動せず、パイロットへの異常通知装置も機能しなかったと報告された。


■ 中米を4つのハリケーンが直撃(8月〜9月)

 8月末から9月にかけて、ハイチからカリブ海諸国にかけての中米一帯を、「フェイ(Fay)」、「グスタフ(Gustav)」、「ハンナ(Hanna)」、「アイク(Ike)」の4つの熱帯低気圧やハリケーンが相次いで直撃。800人以上が死亡、家屋約10万件が損壊、100万人が家を失った。同地域で最貧国のハイチやキューバ、バハマ諸島などに大きな被害をもたらした。


■ 中国北部の違法採掘現場で土石流発生(9月8日)

 中国北部山西(Shanxi)省臨汾(Linfen)市陶寺(Taoshi)郷にある塔山(Tashan)鉱区で、鉄鉱石の違法採掘現場から土石流が発生。住民1000人あまりの小村を大量の工業用土砂が飲み込み、少なくとも262人が死亡した。土石流は、雨で違法採掘場のダムが決壊したことが原因だった。


■ 米カリフォルニア州で大規模な山火事発生(10月〜11月)

 米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)北部を中心に10月中旬、大規模な山火事が発生。炎は1時間に100キロずつ進む勢いで、1人が死亡、数千世帯が避難を強いられた。5日間続いた山火事で、7689ヘクタールが焼失した。同州では翌11月中旬にも3件の山火事が発生し、ロサンゼルスやサンタバーバラ(Santa Barbara)などで、住宅800棟と1万7000ヘクタールが焼失した。

 両月ともアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)州知事が、非常事態宣言を発令する事態となった。


■ ハイチで校舎が倒壊、生徒や教師90人死亡(11月7日)

 ハイチの首都ポルトープランス(Port-au-Prince)郊外のペチョンビル(Petionville)で学校の校舎が倒壊し、生徒や教師90人以上が死亡、150人あまりが負傷した。数日後には、同市の別の学校でも校舎倒壊事故があり、9人が負傷した。


■ ブルキナファソ最悪の衝突炎上事故(11月15日)

 西アフリカの内陸国ブルキナファソで、満員の乗客を乗せたバスと砂糖を積載したトラックが衝突し炎上。69人が死亡する同国最悪の交通事故となった。犠牲者の多くが、ココア園やコーヒー園で働くためにコートジボワール向かう途中の出稼ぎ労働者だった。
posted by 大翔 at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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