2010年02月04日

死刑台のエレベーター - MILES DAVIS

死刑台のエレベーター - MILES DAVIS

 マイルス・デイヴィス(1926年5月26日 - 1991年9月28日)といえば、言わずと知れたジャズトランぺッター。
 白人に因る人種差別問題に大きな怒りを感じていた人で、当時、キューバのフィデル・アレハンドロ・カストロ・ルス(日本ではカストロ議長でおなじみ)がアメリカを批判するのに3日かかると言ったのに対して「俺なら2週間かかる」と喧伝していたほどだった。
 ところが、音楽は国境を越えるというか、人種も越えてしまうのである。
 マイルスは人種差別には大反対だったが、音楽に人種は関係ないとして、リー・コニッツやジェリー・マリガンなど白人ミュージシャンを向かい入れ、一時はビルエバンスもバンドメンバーだった。
Bill Evans-My Foolish Heart

 さすがに白人はダメだべとマイルスファンが騒いだ時も、マイルスは「いいプレイをする奴なら、肌の色が緑色の奴でも雇うぜ」と豪語したと伝えられている。
 
 お昼休み♪でお馴染みの芸人タモリさんがマイルスにインタビューをした事が有る。インタビューの間、その頃ハマっていた絵をずっと描いていて、出来上がった絵をタモリさんにプレゼントし、タモリさんのトランペットにも絵を描いたという。さらに自分の音楽をよく聴いてくれているので、案外良い奴(タモリ)だったとほめている。

 さて、「死刑台のエレベーター」は、1958年制作、ノエル・カレフのサスペンス小説を映画化したルイ・マル監督によるフランス映画です。
 マイルスはこの前年の1957年にパリに入り、なんと現地のジャズメンと共に、この映画音楽をラッシュに合わせて即興演奏したんですね〜。
 

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

 
posted by 大翔 at 17:46 | 青森 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
RDF Site Summary
RSS 2.0 ブログ内情報
最近のコメント
指カレンダー by hamzeren (01/09)
指カレンダー by hestyfil (01/07)
指カレンダー by forbijonyn (01/07)
指カレンダー by sparrwindi (01/06)
指カレンダー by lighlava (01/06)
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。