小林幸子「後悔ない」けど「紅白出たい」 騒動後初めて心境語る

　この人はどうしようもないね。
　いい仕事はできないね。

　個人事務所の幹部解任騒動の渦中にある演歌歌手、小林幸子（５８）が２７日、都内で報道陣に現在の心境を明かした。自らの口で騒動を説明するのは初めてで、幸子は「自分の配慮が足りなかったことから、つらい思いをさせて申し訳ない」と元社長と元専務に謝罪。一方で「反省はしているが、（解任したことを）後悔はしてない」と１人で歩いていくことを宣言。出場が危ぶまれている大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦についても、「出たい」と強く願った。（サンケイスポーツ）

　「つらい思い、悲しい思いをさせたことに対して、申し訳ない気持ちでいっぱいです」

　４月４日に“お家騒動”が表面化してから８５日目。関根良江元社長、沢田鈴子元専務への謝罪から始まった“会見”で、幸子は約５０分にわたって心境を明かした。

　騒動後、幸子は２人におわびの気持ちを伝えようと連絡するも、実現できなかったと説明。自身の特集番組が放送された４月２８日に、関根氏の留守番電話に「迷惑かけてごめんね。こんなに大騒動になるとは思わなかったけど、自分がまいた種だから受け止めたいと思います。２５年間、本当にありがとうございました」と伝言を残したのが最後の連絡となったという。