2013年03月26日

衆院選無効判決 国会の「怠慢」への断罪だ 今更聞けない一票の格差


一票の格差とは
 区割選挙である限り、一票の格差が生じない事はないのです。
 一票というより、選挙に対する「あなたの価値」といった方が分かりやすいかも知れませんね。
 100人で一人を選ぶA区と、10人で一人を選ぶB区があったとすると、一人の価値はB区の方が10倍高い事に成ります。
 しかも人口は流動的なので、比率は常に変化します。格差が広がらないようにするには、区割りを毎回変化させて、格差が生じないように調整しなければ成りません。それでも一人の価値に差が出ますが、イタリア などでは1.22倍以内になるように調整します。フランスは2.32。ドイツは総選挙があるたびに、1年以内に一票の格差を是正するが、州レベル均等割した後その先は各州に任せており、最大格差は2倍まで発生し得る。イギリスは10年程度に1度、有権者数に応じて選挙区の区割りを見直し、選挙区の分割や合併などの再編成が行われる。アメリカの下院は10年ごとの国勢調査に基づき、州ごとにヒル方式で議席を配分したうえ、州ごとの定めに従って州内で均等に区割りをする。上院は各州2議席が割り当てられることが憲法条文で明記されている。人民を代表する下院に対して、上院は州の代表に位置づけられている。したがって、格差に換算すると70倍を超えるが、憲法違反とはならない。
 オランダやイスラエルでは全国一区の比例代表制のため、一切格差がない。
 区割りには区割りの理由があるだろうけど、日本も民主主義を掲げるなら、国民一人一人にピントを合わせる能力を身につけるべきでしょうね。
 さて、衆議院は選挙区画定審議会を設置し格差が2倍以上にならないことを目標にしている。が、設定は守られていません。
 民主党時代の2012年とは言っても、実際は「1972年衆院選、投票日1972年12月10日、判決1976年(昭和51年)4月14日、格差4.99、判決違憲」以降何度も言われている事なのです。
 これはもう、伝統的に国民を見れない政治屋連中だという事だ。何が清喜一票だよ!
 この度の政権交代も、民主党がダメ過ぎて話に成らないから自民が勝っただけ。
 もう忘れてるようだね。


 司法がついに衆院選の「無効」に踏み込んだ。動かぬ国会に、司法の怒りが一線を越えさせたといえる。国会は速やかに「違憲」の状態を解消しなくてはならない。

 最大2・43倍の「一票の格差」が生じた昨年12月の衆院選を広島高裁は「違憲」と判断し、広島1、2区の選挙を無効とした。衆参両院を通じて選挙無効の判決は戦後初めてだ。

 判決は、昨年の衆院選で一票の格差が是正されなかったことについて、「最高裁の違憲審査権が軽視されている。もはや憲法上許されるべきではない」と、厳しく国会の対応を批判した。

 平成21年の衆院選について最高裁大法廷は23年3月、各都道府県にあらかじめ1議席を配分する「1人別枠方式」による最大格差2・30倍の区割りを「違憲状態」と判断していた。

 23年の判決後も国会では、衆院の定数是正と定数削減、選挙制度改革の議論が各党の利害も絡んで錯綜(さくそう)した。昨年11月の解散直前に、格差を2倍未満とする「0増5減」の緊急是正措置がとられたが、区割り作業は間に合わぬまま12月の衆院選が実施された。

 昨年の衆院選をめぐる一連の訴訟で小選挙区の判決は8件目だ。これまで東京高裁など5件の違憲判断が出ていたが、選挙無効の請求は退けられていた。選挙無効とすれば「議員がいない状態で選挙区割りを是正することになる」という理由からだった。国民の主権行使という現実も重かった。

 国会の側に「違憲状態」や「違憲」判決が出ても、選挙無効にはなるまいという、甘え司法軽視はなかったか。

 広島高裁判決は、無効の効力は「今年11月26日の経過後に発生する」と猶予期間を与えた。選管側が上告すれば直ちに無効とはならず、判断は最高裁大法廷に託される。だが、戦後初の無効判決という異例の事態を、国会は重く受け止めるべきだ。

 今月28日に衆院選挙区画定審議会から安倍晋三首相に新しい区割り案が勧告され、それに基づく公職選挙法改正を経て、ようやく新区割りが適用される。

 与野党の協議では自民党が比例代表に中小政党向けの優先枠を設ける案を出しているが、新たに投票価値の平等を崩す問題があるとして強い異論がある。これ以上の遅滞は、醜態というべきだ。

衝撃走る永田町 「僕らのせいじゃない」「大歓迎。もう1度勝ちたい」
2013.3.26 00:52 (1/2ページ)[衆院選]
 国会議事堂がそびえる東京・永田町。昨年12月の衆院選で選挙区から当選した議員らは、戦後初の無効判決に衝撃を隠せない。一連の訴訟は全国31選挙区が対象のため、最高裁で無効判決が出ると、それら全てが一斉に無効となることが予想されるからだ。

 「一票の価値」が全国で5番目に高い高知2区。同区から出馬、当選した中谷元(げん)氏(55)=自民党=は「驚きとか、怒りというより、到底受け入れられない。まさに不当判決」と憤懣(ふんまん)やるかたない様子。「国会の独立性を揺るがしかねない行為だ」とした上で、「もう…はあ…」とため息をつきながら、「どういう意識で判断したのかを(裁判官に)聞きたい」と語気を強めた。

 弁護士の資格を持つ沖縄2区の照屋寛徳(てるや・かんとく)氏(67)=社民党=は、パソコンで印刷したインターネットの速報記事を手に「いやー」と苦笑い。「40年以上弁護士をしてきたが、この判決にはびっくり。よほどのことだと思った」

 初当選した新人議員らの反応はさまざま。大阪13区の西野弘一氏(44)=日本維新の会=は「以前から『違憲状態』といわれているのに何ら対策をしてこなかった国会が悪い。2期以上の議員の問題で、僕らのせいじゃないですから」ときっぱり。「○○先生の選挙区がなくなるとか、身内のことばかり考えるから改革が遅れる」と述べた。

 一方、静岡3区の宮澤博行氏(38)=自民党=は「判決に納得はいかないが、個人的には『選挙無効』は大歓迎」と意外にも喜びの声。「いまはものすごい支持率でしょ。この流れでもう1回選挙をやって、もう1度勝ちたい。政治家は常に戦い。2回連続の落選が政治生命に与える影響は大きいですからね」と話していた。


この程度だよ


posted by 大翔 at 08:37 | 青森 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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