米国の天文物理学者の間では、28日にアイソン彗星が太陽に近づいた際に起こり得る現象について意見が割れているが、過半数は分解してしまうと考えているようだ。
彗星は、ちりが凍って球状に固まったもので、太陽のような非常に高温の恒星付近を通過した場合、核が溶解してしまう可能性がある。
彗星の専門家、米ジョンズホプキンス大学応用物理学研究所(Johns Hopkins Applied Physics Laboratory)のキャリー・リセ(Carey Lisse)氏は、太陽に接近した際のアイソン彗星について「われわれ専門家の多くはバラバラに分解してしまうと考えている。なかには完全に消滅してしまうとの考えもある」と電話会見で語った。
同氏によると、彗星が太陽に近づいたとしても、その大きさが小さくなるだけで反対側から再び姿を見せると考えている専門家もいるという。(c)AFP
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