清原和博 逮捕

元プロ野球選手の清原和博容疑者（48）が、東京・港区の自宅で覚醒剤を所持したとして警視庁に逮捕されました。突然の逮捕にも思えますが、警視庁は清原容疑者に対し、少なくともおととしの春以降、内偵捜査を行ってきました。

　（社会部・持丸彰子記者報告）
　清原容疑者を乗せた車は3日午前2時ごろに東京・霞が関にある警視庁本部に入りました。報道陣から多くのフラッシュがたかれるなか、清原容疑者はうつむき、終始疲れた表情に見えました。警視庁は、おととし春に週刊誌で薬物疑惑が報じられて以降、清原容疑者をマークしていました。そして、去年の夏ごろからは確度の高い情報を得て、本格的に捜査を行ってきていて、捜査関係者は覚醒剤について「確実な証拠が得られたところで着手する」と話していました。今回の逮捕について、ある捜査幹部は「起訴までは持っていける」と自信をみせています。今後は、清原容疑者が覚醒剤を実際に使っていたのか、さらにはその入手ルートについて捜査を進める方針です。