【2月8日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は8日、クレムリン(Kremlin)で全閣僚、与党議員、軍高官らを前に演説し、2020年に向けた国家戦略を発表した。このなかで同大統領は「豊かなロシアこそが軍拡競争で勝利する」と述べ、軍備強化の方針を明確にした。
テレビ中継もされたこの演説でプーチン大統領は、自身が提示した国家戦略は「ロシアを構造的危機から救うためのものだ」とし、「無法の時代は終わり、ロシアは再び尊敬される国となる」と語った。
その一方で、非効率的な経済を立て直し欧米の圧力からロシア経済を守るため、まだ成すべきことがあると述べた。
また「軍拡競争は新たな局面を迎えた。ロシアは常に新たな挑戦に対応していく」と述べ、他国と同等もしくはより高度な新兵器を装備すると確約した。
プーチン政権下の8年間で、ロシアはエネルギー輸出で膨大な外貨を稼ぎ、軍部の影響力も拡大した。
大統領の3選を禁じたロシア憲法により5月の退任が確定しているプーチン大統領だが、今日の強気の演説は同大統領の退任後も実質的なプーチン支配が続くことを示唆するものとなった。
有力な野党勢力も育たず、3月2日の大統領選ではプーチン大統領の忠実な盟友であるドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)第1副首相が圧勝するのは確実。メドベージェフ氏も「プーチン大統領の国家戦略の継承」を選挙公約に掲げている。(c)AFP/Sebastian Smith















































