教員が生徒を自殺に追い込んでも罪にならないの?
因果が分からないという学校や教育委員会。
なんの罪もないんですかね。
学校って米軍基地より酷くない? 体罰や叱責に耐えかね、意を決してつづった手紙と、実際に渡した書面。2つの文章のはざまに、強い憤りと絶望が映し出されていた。大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将だった男子生徒=当時(17)が自殺した問題で、生徒が自殺直前に元顧問(47)=懲戒免職=にあてて書いた文面。報告書で内容の一部を公表した市外部監察チームは、手紙の内容などをもとに「(生徒が)理不尽な暴力で深く苦悩していたことは明らかだ」とし、元顧問の言動を厳しく批判していた。
「動物園やサーカスの動物と一緒や」と詰られ
生徒が自殺したのは昨年12月23日。報告書によると、直前の数日の間に、2度にわたり元顧問から激しい体罰を受けていた。
12月18日、大学の女子チームなどとの練習試合。「なんで女に負けるねん」。元顧問は、相手に飛ばされたりボールを奪われたりする生徒に、試合中と試合後、少なくとも数回にわたり顔を平手でたたいた。
12月22日の練習試合でも、指導に黙り込むなどした生徒に対し、計十数回〜20回の平手打ちを繰り返した上、「たたかれてやるのは動物園やサーカスで調教されてる動物と一緒や」と激しい言葉を浴びせた。
生徒は9月下旬に主将となって以降、元顧問から叱責される機会が増え、11月以降は主将を交代させるような発言も受けていた。
「なぜ僕だけが…」
「学校に行きたくない」。12月19日朝、生徒の言葉を聞いた母親は同日の練習試合を観戦し、生徒が元顧問から「キャプテンを辞めろ」と怒鳴られているのを直に目撃した。帰宅後も「先生の考えていることが分からない」と漏らした生徒。離れて暮らす兄から電話で勧められ、同夜書いたのが「私が今思っていること」と題する手紙だった。報告書に記された、原文通りの内容は以下の通りだ。
「先生が練習や試合で、自分ばかりに攻めてくるのに僕は不満を持っています」
「昨日の話を聞いていても、こういうことをする人がキャプテンになる人と言っていましたが、どこのどんなチームでも、そんな完璧な人いないと思います」
「先生は僕に、何も考えていないと言いますが、僕は考えています。いつもその場で答えることができませんが、じゃあ逆に、それを完璧に答える人はいるのですか?」
「○○さん(バスケの外部指導者)が講習会をしてくれた日、僕は○○さんが言っていることを自分なりに理解して一生懸命やりました。なのに、なぜ、翌日に僕だけが、あんなにシバき回されなければならないのですか?」
「キャプテンしばけば解決すると思っているのですか。もう僕はこの学校に行きたくないです。それが僕の意志です」
渡せなかった「本心」
思いのたけを記した手紙。生徒は翌20日、元顧問に渡そうとしたが、部員から引き留められ、手渡すことはなかった。代わりに渡したのが「キャプテンとしてすべきこと」と題する書面だった。
「リバウンド、ルーズボールに飛び込む」
「分からないなら、分かったふりをせずに分からないと答える」
「言われた事をチームの皆でできるようにまず自分が手本になる」
前夜につづられた文面と大きく異なる内容が、生徒の絶望感を示している。
生徒に対する暴力を「指導の一環」「指導方法として効果的」と考え、長年にわたり恒常的に、執拗に体罰を繰り返していたという元顧問。自殺した生徒の心は、見いだせない活路の中で深い闇の中へと追い込まれていった。
各部員が指導を振り返り、翌日以降に元顧問に提出することになっている練習ノート。生徒の12月18日の欄には、たった一つの言葉だけが記されていた。
「もう、わけわからないです」 大阪市教員も学校も全く反省出来ない連中の組織に、大阪市(市民)がせっせと金を運んでいる訳ですよね。
その犠牲になったのが自殺した生徒なのに、誰もが臭いモノにはフタをしろなんでしょう。
posted by 大翔 at 07:58
| 青森 ☁
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