2012年08月05日

男女ともサッカー4強入り

 「なでしこジャパン」に続き、若き「サムライブルー」が五輪の舞台で躍動した。サッカー男子日本代表が4日、準々決勝でエジプトを下した。銅メダルを獲得した1968年メキシコ大会以来44年ぶりの4強入り。大舞台で全得点に絡んだのがMF清武(きよたけ)弘嗣(ひろし)(22)だ。少年サッカーチームの監督だった父との“親子鷹”で才能を開花させた逸材はその実力が世界に通用することを見せつけた。

 舞台はマンチェスター・ユナイテッドの本拠地、オールドトラフォード。清武は前半14分、相手ボールを奪うと、走り込むFW永井謙佑(23)に絶妙のクロス。永井のシュートがゴールを揺らした。スタンドで日の丸がはためく。その後も華麗なパスで次々に得点を演出。7万人を超える観客を魅了した。

 柔らかいボールさばきや視野の広さ、的確な判断力。「この子は絶対に将来の日本代表のエースだ」。小学2年で入団した「明治北少年サッカークラブ」の総監督、新庄道臣(みちおみ)さん(67)は確信した。

 才能を磨き上げたのは、新庄さんとともにクラブを指導していた清武の父、由光(よしみつ)さん(50)だった。

 地元実業団チームに所属し、国体にも出場した由光さんの指導は“熱血”そのもの。練習場の照明が消えると、車のヘッドライトをつけてリフティングを課した。帰宅後は父子で長時間風呂につかった。「パスコースはどこにあったのか」「どのプレーを選択すべきだったか」。練習や試合の反省点を話し合った。

 プレーだけではない。最も厳しく伝えたのは、サッカーに対する姿勢だった。

 小学6年で主将として臨んだ全国大会。一緒にプレーしていた1つ年下の弟で、現在サガン鳥栖(とす)に所属するMF清武功暉(こうき)(21)への相手選手のラフプレーに反則が出なかったことに腹を立て、審判に暴言を吐いた。レッドカード。引き分けで試合を終えた帰り道で、こう告げられた。

 「お前にはサッカーをやらせなければよかった」

 清武は「いつも厳しく教えられてきたが、あれが一番きつかった」と振り返る。技術より大事なものがあると痛感し、自分に恥じぬプレーを愚直に続ける。

 「父さん、母さん。どんな時も一番に応援してくれてありがとう」。6月まで所属したセレッソ大阪での最終戦後、清武は観客席で見守る両親らを前に、ピッチ上からこう感謝した。

 移籍先のドイツ・ニュルンベルクでの背番号は由光さんが現役時に背負った「13」。「今の弘嗣のプレーは、昔の由光とダブる」。小学校時代の由光さんにサッカーを指導した重石(しげいし)祐将(ゆうしょう)さん(56)はロンドンの地で躍動する清武の姿を感慨深げに見守った。




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タグ:サッカー
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松田「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにいかなかった」

 400メートルメドレーリレーで日本は男子で銀メダル、女子で銅メダルを獲得した。日本が同種目で男女そろってメダルに輝くのは初めて。

 入江陵介(イトマン東進)北島康介(日本コカ・コーラ)松田丈志(コスモス薬品)藤井拓郎(コナミ)が組んだ男子は3分31秒26で過去最高の2位に入り、3大会連続のメダル。北島は日本の競泳で初の3大会連続メダリストとなった。米国が3分29秒35で8連覇し、フェルプスはともに史上最多の金メダル数を18、メダル数を22とした。

 寺川綾(ミズノ)鈴木聡美(山梨学院大)加藤ゆか(東京SC)上田春佳(キッコーマン)が泳いだ女子は3分55秒73の日本新記録で3大会ぶり2度目の3位。米国が3分52秒05の世界新で勝った。

 競泳で日本のメダルは銀3、銅8となり、戦後最多の11個で大会を終えた。(共同)


 入江陵介の話「前も言ったように、(競泳代表)27人が一つのリレーをしていると思っていた。4年前は銅メダルで、銀メダルを取りたいと思っていたので、達成できてうれしい」

 北島康介の話「みんなのおかげです。自分の役割を果たして次につなぐことができた」

 松田丈志の話「この中で一番経験がないので頑張らなくてはいけなかった。康介さんには言ってなかったですけど、3人で、康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかないと言っていた」

 藤井拓郎の話「いい流れでつなげていけて、北島さんには落ち着いていけと言われていた。本当に自分のレースができてよかった」




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2012年08月02日

北島「残念ですけど、自分らしさ出して終われた」

 ちょっぴり残念ですが、三連覇の難しさ、挑めた事への価値は高いと思いますね。

 北島は最後まで、自分のスタイルで攻めきった。100メートルまで首位。150メートルはギュルタに次いで世界記録を0秒02上回る2番手でターンした。必死に腕をかいた。最後はタッチの差で立石に敗れ、4位となった。

 「残念ですけど、この五輪の舞台で自分らしさを出して終われた。後は(立石)諒がメダルをきちんととってくれたから、特に言うことはないです」。スッキリとした表情だった。

 100メートルの決勝で5位に沈んだ日は「とても苦しかった」。でもすぐ前を向き、勝つ方法を必死に模索した。

 平井伯昌ヘッドコーチにアドバイスを求め、腕のストロークや水中姿勢を修正、手応えをつかんだ。「自分の泳ぎが、ようやく勝負できるまでにできたから。じゃあトライしてやろうと思った」と、200メートルのレース前はワクワクした。「100メートルに比べて、オリンピックを楽しめた」

 日本の競泳選手で、4大会連続の五輪出場は過去に例がなく、29歳の代表はもちろん史上最年長だ。2大会連続2冠を達成した北京五輪後、「今後を考えるため」と、5年間の学生ビザを手に米西海岸に向かった。遊び半分で飛び込んだ環境は新鮮で、再び自分の力を試したくなった。

 北島には世界レベルの泳ぎが刻み込まれている。昨夏の世界選手権は100メートル4位、200メートルで銀メダルだった。ロンドンでの3連覇を目指し、ギリギリまで拠点の米国で一人、練習を積んだ。

 それが、金メダルを4個持つ男にとっての新たな挑戦だった。平井コーチは「もう少し早く泳ぎを見ることができていれば」と悔やんだが、29歳は最後に胸を張ってこう言った。

 「つらい思いもしたけど、自分の人生でいい経験になった。改めて水泳の難しい所が好きになったし、応援してくれる方も増えた。感謝を持ってオリンピックに臨めて、すごい良かった」

(青山綾里)




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2012年08月01日

準々決勝、なでしこの相手はブラジル

 二位通過したというより、監督の狙いなのだろう。
 スタメンを休ませている点と、約8時間の移動がなくなった訳です。
 全力でブラジルと戦えるのですから、是非勝って頂きたい♪


 サッカー女子の1次リーグE組の最終戦で、ブラジルが英国に0−1で敗れて同組2位となり、F組2位の日本代表「なでしこジャパン」と準々決勝で対戦することになった。

 F組の日本は31日に行われた1次リーグ最終戦で南アフリカと対戦。準々決勝を見据え、控え組主体で臨み0−0で引き分け。1勝2分けの勝ち点5でスウェーデンと並んだが得失点差で同組2位になった。

 日本−ブラジルの準々決勝は8月3日、カーディフで行われる。





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屈辱!日本男子、金メダルゼロ 残り3日、いよいよ正念場

 お家芸の看板を背負う柔道の日本男子は7月31日までに4階級を終え、金メダルがゼロと苦境に立たされた。残りの3階級でも獲得できなければ、正式競技となった1964年東京大会以来初めて(不参加の80年モスクワ大会を除く)という屈辱が待ち受ける。

 首脳陣の構想では、初日からの3日間で最低でも1個は取れると踏んでいた。それがメダル数は銀2、銅1個にとどまる。篠原信一監督は「非常に厳しい。良ければこの3日間で2個と考えていた。プレッシャーもあるのか、あと一歩のところで勝ち切れない」と危機感をにじませた。

 1日の90キロ級、2日の100キロ級、3日の100キロ超級で日本勢が勝ち抜くには相当の奮起が望まれる。

 金メダルの過去最低は88年ソウル大会の1個。正念場の3日間に向け、篠原監督は「金メダルは出ていないが、ほんの少しの差だ。取れる可能性は見えている」と表情を引き締めた。(共同)




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田中理恵「北京より順位を下げたことが悔しい」 主将の責任痛感

 見てる側は演技だけだけど、そりゃ〜色々ありますよね。
 試合の一瞬は氷山の一角でしょう。


 先輩の背中を追い越せなかったのが心残りだった。田中は「(5位だった)北京より(順位が)下がってしまったのが悔しい」と、主将の責任を感じていた。予選6位から決勝では最下位に沈んだ。世界との差を痛感させられる時間だった。

 25歳。チームを束ねる“長女”は、妹たちに気を配ってきた。練習でも大会でも、ミスした選手には必ず声をかけて励ました。演技中には拍手を送った。

 最年少の寺本は「明るい雰囲気を作ってくれて、引っ張られた」と深く感謝していた。

 このメンバーで戦う最初で最後の舞台。納得はできた。「1人1人がいまできることをやったので、結果は結果として受け止めます」。最年少の寺本が全種目に出場し、活躍した。前回経験者の鶴見、新竹も自分の役割をきっちり果たしてくれた。

 むしろ、自身の緊張がほぐれきっていない。得意の床運動では、予定していた跳躍がうまくいかず技の難度が下がった。「何が起きたのかわからない」と、自分の動きをとらえきれない。「予選より緊張しなかった」ことが前向きな材料だ。

 残るのは2日の個人総合だけだ。「理恵らしい元気のある演技ができるようにしたい」

 妹たちは気にせず、自身に神経を集めればいい。予選、団体決勝と、持ち前の笑顔は、弾けていない。(榊輝朗)




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2012年07月31日

「お菓子食べ過ぎて骨折」 “ご褒美”はパフェ 金メダルの松本選手

 闘志をむき出しにした競技スタイルとは一変−。ロンドン五輪で日本選手団第1号の金メダルを獲得した柔道の松本薫選手(24)は試合直後の取材に対し、自分への“ご褒美”として「パフェを食べたい」と話した。甘い物が大好きだが、控えてきたという。

 表彰式後の記者会見でも、五輪のために我慢していたものを問われて「お菓子やアイスクリームを食べ過ぎて骨折していた。我慢するように言われていて、つらかった」と答え、報道陣の笑いを誘った。

 今年6月、大学生のときにどんな食事をしていたかを取材で尋ねられた際に「朝は鶏の空揚げだけ。昼は清涼飲料水とアイスクリーム、ポテトチップス、チョコレート」と答えていた松本選手。ただ、大学時代の途中から食生活の改善を図り、今は甘い物をほとんど食べていないという。(共同)




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男子団体総合、日本は銀メダル 中国が連覇

 8チームによる男子団体総合決勝は全6種目を終了し、予選5位で通過した日本は271・952で銀メダルを獲得した。終了直後、いったんは4位とされたが、内村航平(コナミ)のあん馬の演技で、C難度が競技後の審議で認められ、2位に浮上した。北京五輪王者・中国が275・997で連覇。地元英国が日本とわずか0・241差の271・711で銅メダルとなった。

 日本は1種目のつり輪で内村、田中佑典、山室光史(同)が15点台を並べる好スタートを切ったものの、2種目目の跳馬や5種目目の床での着地ミスが響いて得点を伸ばせなかった。最終種目のあん馬でも田中和仁(徳洲会)が落下するミスがあった。

 決勝は種目ごとに各チーム3人が演技した得点合計で争われた。日本は内村が全6種目に、田中和が4種目に、山室が負傷で2種目の出場に変更となり、田中佑と加藤凌平(順大)が3種目に出場した。




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寺川、入江に鈴木も銅 日本競泳陣にメダルラッシュ

 競泳で日本勢が3つの銅メダルを相次いで獲得した。

 まず、女子100メートル背泳ぎ決勝で寺川綾(ミズノ)が58秒83の日本新記録で銅メダルを獲得。日本の競泳女子で史上最年長のメダリストとなった寺川は、「目指していた1番ではないですが、うれしいです。やっと目標だった58秒台がでたので良かったです」と涙をにじませた。

 その直後に行われた男子100メートル背泳ぎでは、入江陵介(イトマン東進)が後半で追い上げ、52秒97で3位に入った。

 入江は試合後、「綾さんが直前で(メダルを)取られて、背泳ぎは日本が強いんだというところを(自分も)示せた」と胸を張った。

 さらに圧巻だったのは女子100メートル平泳ぎ。1分6秒32で銅メダルを獲得したのは鈴木聡美(山梨学院大)だ。50メートルは6位で折り返したが、後半に驚異の追い上げを見せた。鈴木は「メダリストの仲間入りができて本当にうれしい」と喜びを爆発させた。




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posted by 大翔 at 08:02 | 青森 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | バンクーバー・ロンドン五輪へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月30日

日本、3大会ぶり8強進出 どうしちゃったのスペイン

 優勝候補だったスペイン、初戦で日本に負けたことで元気を失ったのでしょうか。
 残りの二試合を勝たねば成らないプレーシャーに負けたのでしょうか。
 予選通過できませんでした。
 解らないものですね。
 まずは、日本おめでとう!


 男子の1次リーグ第2戦を行い、初戦でスペインを破ったD組の日本はモロッコを1−0で下して2連勝で勝ち点を6に伸ばし、3大会ぶりの準々決勝進出を決めた。日本は後半39分、永井(名古屋)が決勝点を決めた。スペインはホンジュラスに0−1で敗れ、2連敗で敗退した。

 C組のブラジルはベラルーシに3−1で逆転勝ちし、2連勝でベスト8入りした。エジプトとニュージーランドは1−1で引き分けた。A組は52年ぶり出場の英国がアラブ首長国連邦に3−1で勝ち、今大会初勝利。ウルグアイに2−0で勝ったセネガルとともに勝ち点4とした。

 B組はメキシコがガボンに2−0、韓国もスイスを2−1で下し、ともに勝ち点4となった。(共同)




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posted by 大翔 at 10:47 | 青森 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バンクーバー・ロンドン五輪へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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