2014年03月17日

水星が縮んでいる? へ〜〜〜^^


【3月17日 AFP】水星は、太陽の熱で灼熱と化した地殻の下では熱を失って冷えており、これが原因でごくわずかに縮小しているとの研究論文が、16日の英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)」に掲載された。

論文を発表した米カーネギー研究所(Carnegie Institution for Science)のポール・バーン(Paul Byrne)氏率いる惑星地質学者チームによると、水星は過去38億年間で最大14キロ縮小して直径が現在の4800キロになったという。

水星は地球と同様に、超高温の金属核を持つと考えられている。

だが地球とは異なり、熱損失が地殻に及ぼす圧力に応じて振動したり押し返したり横滑りしたりする複数のプレートは存在しない。

その代わり、水星の地殻は単一の硬い層になっているため、この圧力は惑星の表面に直接伝えられることになり、これが原因で水星は冷えるにつれて「しわが寄り」凹凸状になる。

研究チームはこうした特徴を示す記録データを用いて、水星の「熱収縮」を測る尺度を手に入れた。熱収縮は、熱損失による縮小を表す用語だ。

研究チームはこの痕跡を探すため、米航空宇宙局(NASA)の水星探査機メッセンジャー(MESSENGER)で記録された水星の地形データ6000件近くを詳細に調べた。

水星全体の45%程度の画像データに基づく初期の試算では、水星は誕生以来、1.6〜6キロ収縮していることが示唆されていた。

収縮の測定の開始点は、41億年前から38億年前に及ぶ期間の太陽系の「後期重爆撃期」が終わった時点とされている。この時期、太陽系では彗星や他の氷で覆われた天体が飛び交い、誕生したばかりの惑星に衝突していた。(c)AFP

タグ:水星
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2014年03月14日

銀河系最大の黄色極超巨星を発見、太陽の1300倍


【3月13日 AFP】銀河系内で発見されたものとしては最大の黄色極超巨星が見つかった。大きさは太陽の1300倍という。

発見した研究チームに参加した仏コートダジュール天文台(Observatoire de la Cote d'Azur)のオリビエ・シェノー(Olivier Chesneau)氏が12日語ったところによると、見つかった黄色極超巨星「HR 5171 A」は、これまでで発見された全ての恒星の中でもトップ10に入るサイズ。地球から1万2000光年ほども離れているものの、肉眼でもかろうじて見ることができる。

シェノー氏は「新たな観測によって、この星は非常に近い位置に伴星を持っていることが分かった。これは、大きな驚きだった」と語る。「2つの星は、互いに接触するほど近い位置にあり、この連星系全体はまるで巨大なピーナツのようだ」

シェノー氏のチームは、HR 5171 Aの大きさを、有名な赤色超巨星「ベテルギウス(Betelgeuse)」の1.5倍と推計している。

黄色極超巨星は非常にまれな恒星で、銀河系内ではこれまでに十数個しか発見されていない。

研究チームはチリのパラナル(Paranal)にある欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)の超大型望遠鏡VLT干渉計(Very Large Telescope Interferometer)でHR 5171 Aを発見した。(c)AFP
タグ:太陽
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2014年01月10日

太陽で最大クラスのフレアが発生


【1月9日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は、大規模な太陽フレアが7日午後1時32分(日本時間8日午前3時32分)に発生したと発表した。強度は「X1.2」とみられ、フレアのクラスとしては最大規模。数日中に地球に到達し、通信や電波に障害が発生する恐れがある。

この太陽フレアの影響で、8日に米バージニア(Virginia)州ワロップス島(Wallops Island)で予定されていた国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)への民間無人補給機「シグナス(Cygnus)」の打ち上げが9日午後に延期された。(c)AFP
タグ:フレア 太陽
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2013年12月16日

中国の無人月面探査車「玉兎号」月面着陸


 なんだかな〜。
 有人ロケットも三番目だった中国。
 月への有人ロケット計画もあるようで、
 中国独自の宇宙ステーションも計画中だという。
 そろそろ国連などで、宇宙の使い方を話し合わないとダメなんじゃないの?


【12月15日 AFP】(写真追加)中国の無人月探査機「嫦娥3号(Chang'e-3)」に搭載された無人月面探査車「玉兎号(Jade Rabbit)」は15日午前4時35分(日本時間同5時35分)、月面に展開した。中国国営新華社(Xinhua)通信が同日未明に報じた。

玉兎号は、30度までの傾斜を登坂し、時速200メートルで移動することができる。およそ3か月にわたって月面を探査し、天然資源を探す。

嫦娥3号は14日午後9時(日本時間同10時)ごろ月面への着陸プロセスを開始し、その約12分後に月面の「虹の海(The Bay of Rainbows)」と呼ばれる平地に軟着陸していた。

月面への軟着陸を成功させたのは1976年の旧ソビエト連邦以来。月面に探査車を送り込んだのは米国、旧ソビエト連邦に続いて中国が世界で3番目。中国の宇宙開発計画は大きな一歩を踏み出した。(c)AFP/Neil CONNOR
タグ:玉兎号
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2013年11月29日

太陽に最接近、アイソン彗星の画像をNASAが公開

【11月28日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は27日、マーシャル宇宙飛行センター(Marshall Space Flight Center)で11月8日に撮影された「アイソン彗星(Comet ISON)」の画像を公開した。

米国の天文物理学者の間では、28日にアイソン彗星が太陽に近づいた際に起こり得る現象について意見が割れているが、過半数は分解してしまうと考えているようだ。

彗星は、ちりが凍って球状に固まったもので、太陽のような非常に高温の恒星付近を通過した場合、核が溶解してしまう可能性がある。

彗星の専門家、米ジョンズホプキンス大学応用物理学研究所(Johns Hopkins Applied Physics Laboratory)のキャリー・リセ(Carey Lisse)氏は、太陽に接近した際のアイソン彗星について「われわれ専門家の多くはバラバラに分解してしまうと考えている。なかには完全に消滅してしまうとの考えもある」と電話会見で語った。

同氏によると、彗星が太陽に近づいたとしても、その大きさが小さくなるだけで反対側から再び姿を見せると考えている専門家もいるという。(c)AFP
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2013年11月16日

ブラックホールの超高速ジェット、重粒子を含む可能性 豪研究


 ブラックホールといえば、もし地球が吸い込まれたら角砂糖ぐらいまで圧縮され、二度と逃げられないものだと思っていたら、はは〜んですね。
 いい仕事してるじゃないですか。
 光さえ抜け出せない、いわゆる暗黒地獄で、鉄分を放出していたんですね。


【11月15日 AFP】ブラックホールから超高速でジェット状に噴きだされる物質に鉄などの重い原子が含まれている可能性があるとの研究論文が13日、英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。

天文学者らは数十年にわたり、宇宙で最も強力な現象である、ブラックホールから噴出される物質の細いビームに興味を引かれてきた。

このジェットには、負(マイナス)に帯電した粒子である電子が含まれていることは分かっている。だが謎なのは、ジェット全体が負に帯電していないことだった。これは、負の電荷を相殺する、正(プラス)に帯電した「何か」がそこにあるはずということを意味するからだ。

そこでオーストラリア連邦科学産業研究機構(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation、CSIRO)の研究チームは、欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)のX線観測衛星XMMニュートン(XMM-Newton)と豪州東部のコンパクト電波干渉計(Compact Array)を使用して、この「何か」が鉄やニッケルなどの原子とみられることを突き止めた。

「4U1630-47」と呼ばれる小型のブラックホールから、光速の3分の2の速度で放出されているジェットの中で、複数の原子スペクトルが観測された。このジェットの発生源は、降着円盤とみられている。降着円盤は、ブラックホールの吸い込み口を取り巻く高温ガスの帯だ。

今回の発見の重要性は、ブラックホールが破壊だけでなく、創造もすることを示した点にある。

ブラックホールは、物質やエネルギーを宇宙空間に再循環させる。ジェットは、銀河の星形成がいつどこで起きるかを決めるのに一役買っている。

CSIROのTasso Tzioumis氏は、プレスリリースの中で「超大質量ブラックホールから放出されるジェットは、銀河の運命を決めるのを助ける」と述べている。「そのため、ジェットが周囲の環境に及ぼす影響に関する理解をさらに深めたいと考えている」

鉄の原子は電子の約10万倍の質量を持つため、同じ速度で進む軽い粒子に比べて、はるかに多量のエネルギーを運ぶことになる。

星間空間での物質との衝突によって、ガンマ線と電子が発生しているかもしれないと研究チームは述べている。(c)AFP
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2013年11月15日

NASAが土星の全体画像を公開、はるか後方には地球も


【11月14日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は13日、土星探査機カッシーニ(Cassini)が撮影した画像を組み合わせて作成した土星(Saturn)の全体画像を公開した。環を含む約65万1591キロの範囲を捉えており、はるか後方には地球も小さく写っている。

2013年7月19日、太陽の方向に対して土星の反対側に回り込んだカッシーニは、土星本体、7つの衛星、土星の環の内側部分、そしてはるか後方に浮かぶ地球を撮影することに成功した。土星の影に隠れ、太陽からの強烈な光線が遮られたことで、土星の環の内部の詳細と背後から太陽に照らされた土星系を捉えることができた。

カッシーニは、搭載している広角・狭角双方のカメラを土星に向け、約4時間で323枚の画像を撮影。公開された全体の画像は、赤、緑、青のフィルターを使い、広角カメラで撮影された141枚の画像を、自然な色あいに見えるよう組み合わせて作成されたものだ。

7月の撮影は、外部太陽系から地球の撮影に成功した3度目の例、土星の軌道上からカッシーニが地球の撮影に成功した2度目の例、さらには地球に住む我々が遠くから撮影されるということを前もって知らされた初めての例となった。(c)AFP
posted by 大翔 at 10:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

ボケないためには睡眠が大事


 睡眠ですね。
 あーーー、若い頃は3時間睡眠だったし、、、そういう意味では普通の人より長く活動している訳で、、、ま、長生きより価値を重んじる事にしよう。


【10月19日 AFP】眠りに入った後の脳は、施設の照明が消えた後に清掃員が廊下の掃除を始めるようなもの──就寝後の脳内に起きる大きな変化により、老廃物が排出され、疾患を防いでいるとする研究論文が17日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。

研究論文は、なぜ人間が人生の約3分の1を寝て過ごすのかという問いに対する新たな答えを提供するもので、また睡眠が認知症や神経疾患などの治療に役立つ可能性についても触れている。

ネズミを使った実験で研究者らは、脳細胞にたまった老廃物がどのようにして脳内血管を通じて循環系から肝臓へと排出されるのかを調べた。これらの老廃物には、蓄積するとアルツハイマー病の発症につながるとされているアミロイドベータと呼ばれるタンパク質が含まれている。

脳内老廃物は、脳脊髄液が脳組織を循環することで排出されるが、そのスピードは就寝中に増加する。就寝中は脳細胞が約60%収縮するため、脳脊髄液がより速く、より自由に脳内を流れるためだ。

脳内老廃物の排出は「グリンパティック系」と呼ばれる循環システムで起こる。この循環システムは、目が覚めている時よりも寝ている間にその活動量が約10倍になるとみられている。

研究を主導したロチェスター大学医療センター(University of Rochester Medical Center)のマイケン・ネーデルガード(Maiken Nedergaard)氏は「脳が自由に使えるエネルギーには限界がある。ハウスパーティーを開く家の主に例えると、来客を楽しませることと、(散らかった)家をきれいにすることを同時にできないようなものだ」と述べた。

米国立衛生研究所(US National Institutes of Health、NIH)から支援を受けた今回の研究には、共著者にオレゴン健康科学大学(Oregon Health and Science University)とニューヨーク大学(New York University)の研究者らが名を連ねている。(c)AFP

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posted by 大翔 at 07:44 | 青森 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月18日

2月に落下の「巨大隕石の破片」、露湖底から回収 重さ500kg超


 これはすごい隕石を引き上げましたね。
 あの映像が目に浮かびます。
 
 宇宙の解明に大いに役立つでしょう。


【10月17日 AFP】ロシア中部ウラル(Ural)地方のチェリャビンスク(Chelyabinsk)州にある湖で16日、今年2月に爆発・落下し1200人もの負傷者を出した隕石(いんせき)の一部とみられる重さ500キロ以上の岩石が引き揚げられた。

チェバルクリ湖(Lake Chebarkul)での引き揚げ作業は、同国のテレビ局によって生中継された。幅1.5メートルの岩は、まず水面下の段階で特別の包装が施され、岸までけん引された。

だが、重さを計るためにロープやレバーを使って岩を持ち上げた際に、数個の塊に割れてしまった。さらに、巨大な重量計に置いたところ、570キロという数値が重量計に表示された時点で今度は重量計が壊れてしまった。作業に当たった科学者は「全体では600キロは超えているだろう」と話している。

専門家によれば、この岩が隕石であることを確認するまでには、ある程度の時間が必要だという。

国立チェリャビンスク大(Chelyabinsk State University)のセルゲイ・ザモズドラ(Sergei Zamozdra)氏によると、2月に落下した隕石の破片としてはこれまで見つかった中で最大で、「過去に見つかった隕石の中では10本の指に入る大きさの可能性が高い」という。(c)AFP
タグ:隕石
posted by 大翔 at 06:37 | 青森 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月15日

ノートパソコン2台で打ち上げられるイプシロン、今度は成功しましたね。


 ロケット打ち上げとなると、とても大掛かりなもので、多くの人がモニターを監視しながら飛んで行くものだと思っていました。
mcc.jpg
 しかし、このイプシロンは2台のノートパソコンで打ち上げ成功しました。
 これは同時に日本の軍事力を上げた事にもなります。
 いまのところ国内では、この技術を軍事用に使わないとは思いますが、使いたい国が沢山有るのは間違いないでしょう。
 


【9月14日 AFP】(一部更新)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時、新型固体燃料ロケット「イプシロン(Epsilon)」1号機を鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所(Uchinoura Space Centre)から打ち上げた。

 打ち上げは当初先月27日に予定されていたが、地上のコンピューターが機体の姿勢異常を誤検知したため、発射のわずか十数秒前に中止されていた。

 全長約24メートル、重さ約91トンのイプシロンは3段式で、搭載している惑星分光観測衛星「スプリントA(SPRINT-A)」を高度1000キロ付近で切り離し、打ち上げは成功した。

 国内では、管制センターを大幅に簡素化し、ノートパソコン2台で発射できるイプシロンが、宇宙ビジネスにおいて高い競争力を持つ切り札になることが期待されている。(c)AFP
タグ:イプシロン
posted by 大翔 at 15:26 | 青森 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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