[七夕] ブログ村キーワード 白鳥座・わし座・こと座の一等星で形成されている夏の大三角。
そして、こと座の1等星ベガは、中国・日本の七夕伝説で織姫星(織女星)として広く知られていますよね。
こと座の最も古い名前はハゲタカだったんですよ。ヘラクレスの12の冒険のなかの6番目の冒険で殺された鳥とされています。
その後「こと座」となった神話は次の通りです。
発明の神ヘルメースが発明した竪琴をアポローンが譲り受けて弾いていた。やがてこの琴はアポローンの息子オルペウスの物となり、オルペウスは有名な音楽家になったという。
オルペウスは妻エウリュディケーを娶ったが、妻はヘビに噛まれすぐに他界してしまいます。悲しんだオルペウスは冥神ハーデースのところに行き、琴を弾きながら妻を戻してくれるよう頼みました。
ハーデースは琴の調べが大変に美しいのでこれを許可したのですが、途中決して振り返ってはならないという条件をつけた。
帰る途中、もうちょっとというところでオルペウスは思わず後ろを振り向いてしまいました。妻は冥界に連れ戻され、永遠にいることになり、オルペウスは身を投げて死んでしまったのです。(一説には、酒神ディオニューソスの祭りで泥酔した女たちに殺された) 琴はそのまま川を流れていたが、ゼウスが拾い、星座としたのだそうです。
とまぁこんなストーリーがあるわけです。きっと川とは天の川のことでしょう。
さて、これが中国や日本ではどうなったか?
むかしむかし天帝の娘に織姫という、それはそれは織物が上手で働き者のお姫様がおったそ〜な。
ある日織姫様は、イケメン夏彦様と恋に落ちてしまったとさ。
しかし、イケメン夏彦様も大変働き者であったため、天帝も結婚をお許しになったそ〜な。
恋は盲目といっての〜。二人は恋のそこから愛を見つけ出すには若過ぎたようじゃたァ〜。
織姫は機織りをしなくなり、夏彦は牛を追わなくなってしまったそ〜な。
とってもラブラブ
でも結婚すると、生活という現実とも戦わなければならないのよね〜
こんな二人の姿を見た天帝はカンカン怒ってしまったそ〜な。なな、なんとー、二人を天の川を隔てて引き離してしまったのじゃ!
但し、年に一度、7月7日だけは会うこと許したそ〜な。
この日はカササギが飛んで来て天の川に橋を架けてくれる。二人はその橋を渡って愛を確かめ合うのじゃ。
もし雨が降って、天の川の水かさが上がると二人は橋を渡れず、ハグも出来ないのじゃそ〜な。
私達が天の川を見上げ、もしこの日雨だったら、その雨は催涙雨といい、織姫と夏彦が流す涙といわれているのじゃ〜。
7月7日はもちろん旧暦です。つまり今日は七夕ではないと言えます。
それはね^^旧暦は太陰太陽暦といって、月の運行を基準に作られているカレンダーなのです。釣り師や漁民などにとっては潮の満ち引きに関係するので、この方が自然で活用度が高いのです。ただし、月の満ち欠けの周期は平均29.5日しかありませんので12か月は354日。ピッタシ1年には成らないんですよね。季節がずれるんです。すると田植え時期が狂っちゃいますよね。そこで約三年に一度「閏月」を入れて季節の狂いを補正するのです。現在グレゴリオ暦に慣れた日本人には解りにくいですよね。
暫定で一ヶ月遅れのグレゴリオ暦8月(旧暦7月)7日に七夕祭りをしているところも沢山あります。
宮城県仙台市や愛知県安城市の安城七夕まつりなども8月ですし、青森のねぷた祭りも8月1〜7日までです。たぶん旧暦に戻した方が季節の狂いも少なく、農作業の合間に祭りを行うという点ではやりやすいと思いますね。
では暫定ではなく、国立天文台が公表している「伝統的七夕」(旧七夕)の日を見てみましょう。
つまり、願い事はいつまでOKか?という、庶民にとって最も大切な日です^^あは^^
2009-08-26
2010-08-16
2011-08-06
2012-08-24
今年は8月26日までという、とってもお徳な年なのです。
百年に一度の大不況のなか、ガンガン願いましょう♪
8月26日、晴れるといいですね^^
posted by 大翔 at 12:59
| 青森
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ほっと^^
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