[イルカ漁] ブログ村キーワード 知ってる人は少ないかも知れませんね^^
日本では1966年からフジテレビ系で放送されたわんぱくフリッパー 動画[YouTube]。
賢いイルカが出て来るアメリカのテレビドラマです。
イルカのフリッパーが海面に立ったまま後ろ向きに歩く(?)移動するシーンは、毎回ラストシーンに有ったので、リアルタイムで見ていた中年以上の人達にはかなり印象に残ってますよね。
このフリッパーと名付けられたイルカを調教したのがリチャード・オバリー(68)という男です。
彼は本も出しており、日本でも講演会などをしています。著作の「イルカがほほ笑む日」によれば、TV番組の為に自分が捕獲して調教していたイルカの死にショックを受けて、調教の仕事を辞める決意をしたそうです。
TVドラマが終わった後、用済みになったイルカ達が各地に引き取られて行きました。そこでイルカ達を待っていたのは悲惨な死であったのです。
え?
調教していた頃に、自分が育てたイルカが死ぬとは思っていなかったのでしょうか?
いつまでも自分の言う事を聞くと思い込んでいたのでしょうか?
どんな死に方であったにせよ、自分がTVの為に捕獲して育てたイルカです。そのイルカの死を受け入れる事が出来なかったとはどういうこと?
この程度の生命観しかなかったんでしょうね。こんな男だったんですねぇ〜。こんな無責任な人に育てられて亡くなったイルカが可哀想です。こころ深くご冥福を祈ります。
その後のリチャード・オバリーは、少しは反省したのか大決心をしたようで、イルカの解放活動と銘打って、水族館や飼われているイルカを解放するようになります。
ただやり方が非合法。勝手に網をやぶって逃がすという方法だったので、何度か逮捕されました。また、イルカを野生に帰すためのリハビリトレーナーをはじめるのだが、、、。今回の件はその一環なのでしょうか。
彼に無いのは生命観だけでなく社会観ですよね。自分のモノと他人のモノと区別出来ないのです。社会性の欠如と言っても良いでしょう。
最近アメリカで話題になっている映画がありますよね。
日本の和歌山県太地町を舞台としたあの作品です^^
タイトル:「The Cove (邦題:入り江)」
男優:リチャード・オバリー(68)
女優:ヘイデン・パネッティーアとイザベル・ルーカス(泣く女役)
イメージ動画:不明(一応ドキュメントだと言っているが米人大好きな擦り込み素材ですよね。そういえば最近上手になられたのか日本のTBSが話題になりませんね♪)
協力会社:会話が出来ないばっかりに暴力しか選択肢を持たないあの有名なシー・シェパード(環境保護団体)
放送:CNN特集
機材:ラジコンヘリコプター♪ 007なみの海中道具一式^^被害妄想を誘う女優とスキューバーセット♪ レンタカー&盗撮カメラ^^ 軍服セット♪白のマスク、その他。
その盗撮映画の予告編がこちら↓ The Cove Trailer 盗撮のドキュメントはいかがでしたか?
これって権利関係どうなってるんでしょうね?
盗撮だから関係ないの?
この手の映画は肉眼的現実主義のアメリカ人など好きそうですよね。例えばイラク戦争の時、日本でもニュース番組で紹介されていた、あのミサイルの先端につけたカメラの映像です。目標に命中するまでの映像はまるでゲームと同じでしたよね。
でもよく考えてみて下さい。そのミサイルが人を殺している事を・・・。
肉眼的現実主義の人達は、自分の網膜にさえ映らなければ何でもありなんです。
ですが、網膜に映った途端にギャーギャー騒ぎますよね。この映画はその習性を利用したものだと思います。
是非世界中の学校が修学旅行に広島・長崎を訪れて、教科書に載っているキノコ雲の下で何があったのかを網膜に焼き付けて欲しいと思います。
ま、最近の日本人も似たものでしょうか?
やはり、ご飯を頂く前にお百姓さんに感謝しないとダメですね^^
イルカやクジラを食べることが悪いと主張する考え方の根拠によく出て来る話が、知性があって脳が大きいからというのがあります。
しかし、脳の大きさと知性の有無は関係ないようです。脳の大きさと知識の量も比例しません。そんなこと言ったら全員東大生です(笑み)。そうは行かないんですよね〜^^
ヨーロッパ人の脳の重さは平均1300―1400gだそうです。それに対して、ノーベル文学賞受賞者アナトール・フランスは1017gという小さな脳の持ち主でした。
なんだか安心しますよね^^
こんな話を聞いた事はありませんか?事故で脳を半分失った人が、やがて残りの半分で全機能を復活させた、と。
さてさて、それではイルカやクジラ、その他の動物の脳はどれくらいあるのでしょう?
バンドウイルカの脳は約1.6kgですから人間よりちょい重い。
アジア象の脳は人間のものより5倍重い7,5kg。
マッコウクジラはバンドウイルカの約5倍の7,82kg。
シャチは5,62kg
米人も私達も大好きな牛さんは0,5kg。確かに小さい
でもどうでしょう?脳が大きければ知性が高いと言えるでしょうか?
体が大きければ大きいほど、特殊技能で餌をとる場合など、体をコントロールするために自然と脳が大きくなる傾向にあるそうですよ。
イルカ語を研究している学者がいうのには、イルカは「誰が」「どこで」「何を」という情報交換をしているそうです。ところが「いつ」「どのようにして」「なぜ」という情報交換はされてないといいます。どういうことでしょう?
動物は時に人間よりも未来を予知(地震など)しますが、未来を計画して実行する事ができません。創造することが出来ないのです。
もし人類が何らかの方法でイルカと会話が出来るようになったとしても、それほど文化的な会話にはならないでしょう。
という訳で、脳の大きざで殺しても良い動物と殺してはいけない動物を分けるという物差しは正しくないのです。
おまけみたいな話ですが、カラスの脳は約10gだそうです。ご存知の通り明らかにカラスには知恵が有りますよね。クルミを車に割らせたりします。都会のカラスは駐車場のおじさんに割ってもらうなんちゅーカラスもいるそうで(笑み)、なかなかやりますよね。
太地のイルカ漁が伝統的に行なわれているのなら、イルカはなぜ学習出来ないのでしょうか?
カラスなら仲間が殺された場所に近づきませんよね。
空中生活と水中生活との差もあるのかもしれません。
アメリカに多いキリスト教系では、ダーウインの進化論を40%の人しか信じてないという背景もありますよね。
お暇な方は旧約聖書を紐解いてみて下さい。
西洋に対して東洋はやはり仏教ですが、これまた小乗だの大乗だの、またそれぞれの宗派に分かれていて非常に解りにくい!
仏教的一般論としては、無駄な殺生をしてはいけません。食料として殺したならばその生命に感謝して善い働きをするべきである。そうすれば世のためにもなり、頂いた生命へよい回向をしたことになる。但し人間には仏になる可能性があるので殺してはいけない。
とま〜こんなところか?
因みに釈迦はベジタリアンではなかったとを南伝仏教が伝えています。そうです、肉も魚も食べていました。日本の精進料理という概念は釈迦にはありません。もちろん食欲に任せて好きな動物を殺して食べる事を許している訳ではありませんのでご注意を♪あくまでも生命を維持するためという限定付です。お腹がすくと戦にならない事を知っていたのでしょうね。空腹では餓鬼道に落ちてしまい修行にならないという事らしいです。
要するに^^両者の記憶の奥にある知識の違いから解り合えない原因を探そうとしたのです。
ジョン万次郎がアメリカの捕鯨船に助けられた事は有名ですよね。アメリカ式捕鯨はクジラから良質な油(主にマッコウクジラ)を摂取すると、あとは海に捨てていました。
それに比べて日本の捕鯨は「クジラは捨てる所が無い」としてフル活用していました。戦後の食糧難では学校給食となり、鉛筆の芯まで作っていたんですよ。
古くからのクジラ漁港には墓までつくって供養もしています。無駄にはしていません。釈迦が言っている通りです!(若干コジ付けかも^^)!!
カロリー計算で日本の食料自給率が4割以下とう話はよく知られるところです。
私思うんですよね〜。6割は外国のお世話になっているってことでしょう?
もし、外交ミスでもして海外から食料が入ってこなくなったら、、、。
もし、温暖化などで地球環境が悪化し、どこの国でも満足に食料がとれなくなったら、、、。
当然だけど、お金を出しても売ってくれませんよね。どこのお人好しが自分は餓死するのに日本を助けるでしょうか?国内は一瞬にして皆餓鬼道に落ちます。
どうする?
グリンピースが助けてくれるでしょうか?動物愛護団体が助けてくれるでしょうか?シー・シェパードはどうでしょう?日本政府は?
調査捕鯨も太地町もやめてしまえばイザという時に戦力になりません。最小限の行動は続けていないと国として技術を失う事になります。マニュアル見ながら出来ることではないと思うんですよね〜。
人口63億人を超えた地球人が、平等にご飯を食べるにはどうしたら良いでしょう。
誰がそんな知恵を持っているのか?
みなさま、いかがなものでしょう?
おまけ:水銀云々の話は、元米国ブッシュの「大量兵器があるから」と全く同じ戦略です。
おまけ2:ワニやカンガルーを食べるオーストラリアのブルーム町とイルカ漁の太地町は姉妹都市だったのですが、シー・シェパードにのせられて勝手に日本大使館に行き、姉妹都市を解除しました。大人げないよね^^
おまけ3:日本人を殺す事など何とも思ってないシー・シェパードの行ないがこれ。
posted by 大翔 at 17:04
| 青森 ☁
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